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写真

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高松 邦明 「呼び覚まされる、光と」

2007年05月22日(火)~ 2007年05月27日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

高松 邦明

陰の光と陽の光が頭に浮かび「ここにおいでよ」
と囁きかけてくるところを見てしまうことがある。
それは実体のある、具体的なイメージではないけれど。
何が、何処から囁きかけているのかわからないが、
そのうちに、なぜか「きっとそこに違いない」
と思える場所が予感できる。

ようやくそこにたどり着いてみると「そう、この光景に呼ばれていたんだ。」
と、私とイメージが触発する。
そんな光景を切り取っていく。

だから、何年かかろうが、そこに行くことにしている。
いずれカメラを向けるであろう、その光にこう言っておくのだ。
「必ず、行くから」と。

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岡本 尚子、川島 紀良、高松 邦明「観照箱 ’07」

2007年04月10日(火)~ 2007年04月15日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

岡本 尚子、川島 紀良、高松 邦明

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今成 友美 「ひとりのはじまり」

2007年04月03日(火)~ 2007年04月08日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

今成 友美

子供の頃、自分だけの世界にストンと入ってしまう瞬間がよくあった。
子供ゆえそれを誰かに伝えるなんて思いもせず、
その中で独りで、痛いくらいに様々な事を感じ考えていた。
そうして大人になった今、
あの瞬間が、あのとき感じ考えたことの積み重ねが、
今の私を作っているのだ、と思う。

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古川 茂弘 「カラノウツワ」

2007年03月27日(火)~ 2007年04月01日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

古川 茂弘

完成したジグソーパズルを、再びバラバラにする様な真似は
普通はしないものだ。
この世界も、こんな完成されたパズルの様にも見えてくる。
こんな見慣れた都市に身を置いたとき覚える違和感は、
パスルで言えばほんの小さな欠片に過ぎないとこを知る。
写真の中に、それらの欠片を確かな存在として浮き上がらせたい。

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松村 美奈子「色街」

2007年03月20日(火)~ 2007年03月25日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

松村 美奈子

都市はいま、たくさんの色で溢れかえっている。
それは街に名前があっても、風景は同一化している気がした。
そんな中私が見てきたモノは、けっして新しくはないが
まるで自己主張をするかの様に、その存在する空間は
鮮やかな色で満たされていた。

世界に布置するモノを否定するわけでも肯定するわけでもない。
そのモノが存在するゾーンをありのまま誘われる様に
作品の中におきたいと、私は思っている。

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吉野 耕介「ディアスポラの地図」

2007年03月13日(火)~ 2007年03月18日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

吉野 耕介

2005年現在、外国人は約50人に1人の割合で、この国に生きている。
それに付随し、人と街は変容を続け、彼らの存在を確立していく。
メディアや記号はその機能で日々変化させ、
彼らを半透明な存在として回路へ導いていく。
その見えない回路を明らかにすることで、
異国としての日本と彼らのはざ間で日々創られる
まったく新しい文化に眼を向け、現在の日本を再構築したい。

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白鳥 優 「浸透膜」

2007年02月27日(火)~ 2007年03月07日(水)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

白鳥 優

私の写真は、その時そこで起こった瞬間を見た、私の眼だ。
感覚そのものを呼び覚まし、その一瞬を持ち帰り、
それを共有したい。
それをもうすこし説明する。写っていることは
日常の出来事だけれど、
シャッターを切った瞬間、像(イメージ)が定着され、
その一瞬だけ私と被写体との間に薄い膜が張られる。
そしてこちら側とあちら側が浸透することが眼の中に見えてくる。
私は私の視覚で、その止めることもできない瞬間の写真意識と
写真行為そのものの時間をゆっくりと見せたいと思う。

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比田井一良 飯田信雄 遠藤 晶 「三家猫展vol.2」

2007年02月20日(火)~ 2007年02月25日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

比田井一良  飯田信雄  遠藤 晶

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松村 大輔 「エマージング・グリッド」

2007年02月13日(火)~ 2007年02月18日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

松村 大輔

今、私は自分自身の存在と現実との差異を確かめるために
写真を作り続けている。
人間社会が必然的に生み出してきた都市の中の直線や
曲線といった形を見ると、写真的な感性が刺激され、
何故か、その中に具体的に写し込みたいと思う。
急速に変化する現在の都市は、光と影という文脈では、
とらえることが出来なくなっている。
その都市を探求する私の視線はそこに生きる人間と
社会との接点をクローズアップし、直線と曲線で構成された
都市の形をクロスし、閉塞されたことを開くことだ。
今回の個展では、生成する写真のグリットへ
都市の切片を刷り込むように、作品として編み続ける
ベクトルそのものを見せている。

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坂本 太士 「累の町」

2007年02月06日(火)~ 2007年02月11日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

坂本 太士

上京するまでの二十二年間を地方都市で過して来た。
今、東京で暮らしていると利便性を始めとしての様々な事に驚かされ、そして、言い様のない違和感を覚える。
イメージとしての現在の日本は、極端に言えば「日本=東京(大都市)」という図式が成り立つのかも知れない。
しかし、改めて東京を代表とする大都市とそれ以外の都市との
関係性を考えてみると、この国の大部分を構成しているのは、
大都市ではなくそれ以外の地方都市であることに気付く。
そして、この国の今や未来を考えた時に、表立っては取り上げられにくい地方都市を見つめることは非常に重要ではないかと思うようになった。様々な地方都市を旅して撮影を進めていくうちに、それぞれの街には、言うまでもなく固有の歴史や文化があった。しかし、それ以上に、「地方都市」に共通するなにかを感じずにはいられなかった。
この作品は、これらの共通性を探る試みとして、地方都市で撮影したものから「海」を感じる場所を軸にもう一度、地方都市を再構築したものである。
かつて、そこで繰り広げられたであろう事象の破片や失われゆく人々の喧噪。今もなお、そこに暮らす人々の姿。そして、確かに感じられる「日本」。廃れゆく文化や伝統、過疎、そして、均一化した都市生活の流入。私たちの民族としてのアイデンティティをこの作品によって、立ち止まり考える機会となることを願っている。

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高橋 伸孝 「尖塔のカオス」

2007年01月30日(火)~ 2007年02月04日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

高橋 伸孝

私を取り巻いている都市空間と人間の関係を撮っていると、
人間の成長は外観の刺激に慣れることだと思えてくる。
それは、数ある尺度のうち一つをつかい、不確定で脆い
自分自身の見ることを持続しながら、建築を組み立てるように
都市の現在を発見することに近いのではないだろうか。
建築構造の網目から自分の視線を紡ぎだし、はじめはわずかな
変化が大きな瓦解をうんでしまう、自分以外の人間がつくる
尖塔の錆びついた現在のカオスを見つけだすように、
新しい写真的な見かたを実現したい。

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照井 啓悟 「lording」

2007年01月23日(火)~ 2007年01月28日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

照井 啓悟

歩いている中にそれはある。
私はそれが見えているが見えないという不安を常に抱く。
その疑問の世界に向かって、写し続ける。
歩く事で世界を広げる。
その生と死の入れ子構造の中で、未知と既知の間にある真実を追い求め、像を定着し、世界に晒し、私を成長させる。
このサイクルで体現したことを、写真で明らかにしたい。

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築地 仁 「垂直状の、(領域) ・ 06」

2007年01月09日(火)~ 2007年01月21日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

築地 仁

この写真展は、2005年当ギャラリーで好評を博した
「垂直状の、(領域) ・ 05」の2006年版だ。
今回の写真展では、1975年上梓され、内容・構成・造本でその時代を画した、築地 仁写真集「垂直状の、(領域) 」のコンセプトを踏襲し、カメラやレンズを破天荒につかい、被写体をミニマムに剥ぎ取り、変動する都市とその状況の中に浮遊する秋霜感の本質を探ろうとしている。
築地 仁が求めたことは、都市に生きることとは何かを追求しながら、写真の情緒(エモーション)と情操(センチメント)の鋳型にはまらず、築地 仁特有な視覚の抽象性や無意識の中の視線の意識を呼び覚ます、厳しいフレーミングで、<2006年の都市の現在>に対峙し、それを作品の中に封じ込めることだ。
今回の写真展は撮り下ろした約22点の作品で構成される。

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「group Friends 2006′」

2006年11月21日(火)~ 2006年11月26日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

セキネトシオ、笹野千鶴、亀山仁、
北原陽子、 小坂亮子、 曽根裕美

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松井 洋子 「son et lumiere」

2006年10月03日(火)~ 2006年10月08日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

松井 洋子

9月1日~30日までトップアート鎌倉ギャラリーで開催された
松井洋子さんの作品をDAZZLEで急遽展示することになりました。
"son et lumiere" とは "音と光" を意味します。
大判カラーに挑戦した新作です。

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金子 典子「光と水と凪の心」

2006年09月12日(火)~ 2006年09月24日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

金子 典子

心の奥のじんわり熱い衝動に駆られて、私はまた旅を決心する。
もう暫くは撮らないかと思っていたけれど、やがてその時はやってきた。
私は久しぶりのカメラの重みを感じて、息を止めて、シャッターをきる。
そうすることが誠実であると信じて。そして瞑想する代わりに。

この世全てが穏やかな日々、
この世全てが優しい人間であることは、到底無理だ。
自分も明らかに優しい人間ではない。
でも出来れば、私は完全に優しい存在になりたい。出来れば。
光、水、雲、鳥、風、木々、影。目の前の景色には、
何か大切なことが在る気がした。

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遠藤 晶 写真展

2006年08月22日(火)~ 2006年08月27日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

遠藤 晶

これらの作品は東京を撮ったものです。
溜まっていたコンタクトシートを改めて見直すと
撮った場所や時期は全く異なるのに既視感を感じる
イメージの写真があることに気がつきました。
それらは対照的であったり、又は類似していたりするのです。

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岡本 尚子 「名指されないもの」

2006年05月9日(火)~ 2006年05月14日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

岡本尚子

普段の暮らしの中で、特別意識されることなく
ひっそりとまちに佇む、名指されることのないもの。
わたしはそうした「名指されないもの」を撮り歩いている。
それらは、わたしの目には「~のためのもの」といった
属性のないものに映り、存在が存在するという
当たり前すぎることの純粋な驚きを与えてくれる。
そのときわたしは何者でもないわたし自身を感じるのである。
この写真展では、そのような「名指されないもの」を通して、
わたしがわたしとして生き、見ている世界を表したい。
カラー18点程度で構成。

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高松 邦明 「異教徒のささやき」

2006年05月16日(火)~ 2006年05月21日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

高松 邦明

エジプトの人々と風景を撮影した作品。
異質な宗教、言語に触れたときの心象を表現する。
自己の存在について振り返る機会となる。

とかく人は自分の足もとが見えないものだ。
何をもとに物事を考え行動しているのか。
本当は知らず知らずのうちに自分自身を規定している、
影のようにつきまとう背景があるはずなのに。
そして、それはおそらく、遠い祖先から
脈々と受け継がれてきた大きな流れの上にある。
しかし、自分の背景を強く意識する時がある。
それは異質な宗教、言語などと接触した時だ。
ただ触れ合うだけではなく、旅行者と生活者、
撮影者と非撮影者といった関係の中で、
何かが強くこすれあった瞬間だ。
今回の写真展は、この「こすれあい」を
写し取ろうとしたものである。
古くからのイスラムの因習と
欧米から流入してくる文化の狭間に立ち、
自らの進むべき道を模索するムスリム達は、
とかく自らを培ってきた文化を忘れがちな
私たち日本人に「自分たちのありかを考えろ」と
ささやきかけてくるのである。

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“グリーティングブック”展示発表会

2006年04月4日(火)~ 2006年04月16日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

立本 倫子、渡辺 リリコ、吉上 恭太、
宇田 梨紗、小山 奈々子、市橋 織江

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トロイ・シェファード 「THE MAN OF THE CROWD」

2006年01月10日(火)~ 2006年01月15日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

トロイ・シェファード

Troy Rocco Shepherd

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新井苑子+中山尚子+村松真理子コラボレーション展

2005年12月13日(火)~ 2005年12月25日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

新井苑子 , 中山尚子 , 村松真理子

松真理子さんの現実と幻想のはざまを撮った
魂の秘境ともいえる写真に魅せられ、私と中山さんがその写真の上に
インスピレーションの赴くまま絵を描きました。
三人の心に映った風景の旋律を楽しんでいただければ幸いです。
新井苑子

さあ、大変な展覧会に参加することになりました。
イラストレーターとして大先輩の新井苑子さんと肩を並べての制作。
それに加えダズルのオーナー村松真理子さんの撮られた
ドラマチックな写真とのコラボレーションとは・・・
気の抜けない制作が始まりました。
新井さんはどんな仕掛けで創られるのか気になりながら
村松さんから頂いた七枚の写真を前にして
日々、悶々と思案しております。
写真は全てが完成された隙のない作品です。
これにどんなアイデアで挑めば写真の良さを生かし、
写真にプラスされたイラストが必然となるのでしょう・・・
ギリギリの挑戦を仕掛けたいと思います。
さてさてどんな作品が誕生するのか、楽しい展覧会になりそうです。
中山尚子

画廊を始めて3年。
素晴らしい方々との出会いの結晶のような今回のお話でした。
とても嬉しい反面、恐れ多くて身が縮みました。
この機会を与えてくださったお二人に心から感謝いたします。
村松真理子

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築地 仁「垂直状の、(領域)・05」

2005年11月29日(火)~ 2005年12月11日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

築地 仁

 
この写真展は、2004年 当ギャラリーで好評を博した
「垂直状の、(領域)・04」の2005年版だ。
今回の写真展では、1975年上梓され、内容・構成・造本で
その時代を画した、築地仁写真集「垂直状の、(領域) 」の
コンセプトを踏襲しながら、新しい試みに挑戦している。
それは、写真の面白さや豊かさの原点に還り、
感じ取った新しい都市像を、築地仁の写真的な感覚や感性を、
尖鋭な写真意識で、見える形にして展開することだ。
そのモノクロプリントをみると、築地 仁が探査している
<都市が動く時のダイナミズムとは何か>ということが、
視覚の抽象性や視線の内面性をとおして、
写真像の中に浮かび上がっているのが分かる。
モノクロ印画紙の上に鮮鋭に焼き付けられた、その都市の画像は
静かで、深く、美しく澄み、多様で豊かな意味をはらんでいる。
今回の写真展は撮り下ろしたモノクロ約25点の作品で構成される。

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セキネ トシオ「となりのチベット人-TIBETAN IN JAPAN-」

2005年11月22日(火)~ 2005年11月27日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

セキネ トシオ

大部分の日本人はチベットと聞いても、そこがいったい何処にあるのか
世界地図でその位置を正確に確認できる人はわずかだと思います。
それほど日本ではまだ馴染みが薄く、
チベットの現状を正確に記した文献や歴史書も少ないようです。
現在、チベットという国は存在しません。
1950年代チベットは中国の政略によって国を失いました。
しかし、多くのチベット人は現在も世界中のいたるところで
独自の文化を継承しつつ、さまざまな分野で活躍しています。
そして私たちの身近にも、多くのチベット人がいます。
これは、今日の日本で生きる彼らとの交流の記録です。

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山中カメラ「カメラの若大将」

2005年08月23日(火)~ 2005年08月28日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

山中カメラ

品質と信頼の山中カメラです。
自作の写真、音楽、映像をプロジェクターで投影しながら
演奏、歌唱、パフォーマンスを披露いたします。
今回はカメラで寿司を握るお馴染みの「カメラ寿司」
パフォーマンスに加え、新作も多数ご用意して
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

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