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2004年

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築地 仁 「垂直状の、(領域)・04」

2004年12月07日(火)~ 2004年12月19日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

築地 仁

築地 仁が求めたことは、都市とは何かを追求しながら、
写真の情緒(エモーション)と情操(センチメント)の
鋳型にはまらず、築地 仁特有な視覚の抽象性や
視線の内面性を秘めた厳しいフレーミングで、
<2004年の都市の現在>に対峙し、
それを作品の中に封じ込めることだ。
今回の写真展は撮り下ろした約25点の作品で構成される。

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市村 伯子「奇形の月 空虚る迄 ―MAJIERA-」

2004年11月16日(火)~ 2004年11月28日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

市村伯子

ドロ-イング、石膏、蜜蝋。
そして父の工場に残された思い出の断片を用い、
箱、手製の本、立体装置で表現する。

MAJIERAの道行きの通過点、物語の序章として、
始めて個展を行う。

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渡辺 リリコ 「燈火情景」

2004年11月09日(火)~ 2004年11月14日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

渡辺リリコ

渡辺則子ことリリコが展開する、
マッチ箱の中のエンタテメントは
リリカルで懐かしい愛しさに満ちている。
―宇野亜喜良―

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金子 典子 「グット・バイ」

2004年10月26日(火)~ 2004年11月07日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

金子典子

わたしはうつろの中にいる。
とても大切なものをなくしてしまったのだ。
これまでの事をひとつひとつ撫でるように振り返る。
私は閉ざしてばかりいたようだ。
私は変わりたいと思った。
私は先に進まなければならないのだ。
新しく生まれ変わるために、私は過去を埋葬する。
あの日、海を見ながら小さな光を探していた自分よ。
あの日、じっと悲しみと恐怖に堪えていた自分よ。
グット・バイ。

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宇野亜喜良キュレーション 「花・優しい歌」展

2004年10月05日(火)~ 2004年10月17日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

宇野 亜喜良 和田 誠 門坂 流
ヒロ 杉山 小渕 もも 野村 直子
中澤 由美子 豊永 有希

いまや「花」というモチーフは
「平和」や「愛」という観念を付帯した、
むしろ前近代的で没個性的なイメージもありますが、
しかし花をみつめていると、もう少し個人的な感覚としての
「優しさ」とか「エロス」とか「靜謐さ」とか
「激しさ」というような、さまざまの貌をみせてくれます。
このグループ展ではそれぞれの「花」の
固有の世界を描いていただきます。

キュレーター 宇野 亜喜良

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鈴木 光雄「枯葉の肖像」

2004年09月21日(火)~ 2004年09月26日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

鈴木光雄

これらのユニークな表情をもつ枯葉の一葉一葉は、
私にとって美しく咲き誇る花々とはまた一味違った、
杭い難い魅力を持ったものです。

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遠藤晶 写真展 「Monologue Ⅱ」

2004年09月14日(火)~ 2004年09月19日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

遠藤 晶

『自分が何に執り憑かれ魅せられていようと、
現実をありのままに受け入れなくてはいけない、
曖昧さを内に抱えて生きていくことを
甘受しなければいけない。』
とポール・オースターは言う。

それを受け入れて生きていくのを納得させるかのように
今回の作品を選択した。
モノローグとは独白という意味で、彼の意識の変遷である。
これらの作品は作り続けていくために必要な過程であると思った。

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SAL 展

2004年09月07日(火)~ 2004年09月12日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

SAL

本年3月にDAZZLEで初個展をしたSAL(足立努)の第2弾。
琳派の影響を受けた作風はそのままで、より現代的な表現を模索する。

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東郷聖美 絵本原画展-わたしは せいか・ガブリエラ出版記念-

2004年08月31日(火)~ 2004年09月05日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

せいか・ガブリエラは私のこどもの名前です。
彼女は南米ボリビアのコチャバンバで生まれました。
そこは標高2600mの温暖な気候の土地で、
常に花が咲き光の強い所です。
私はボリビアでの嫌な事、楽しかった事を
大きな箱の中にいっぱい詰め込んで日本に戻ってきました。
日本とボリビア、言葉はもちろん
生活習慣、宗教観などまったく違います。
そんな話を友だちにしたのがきっかっけで原案をまとめてくれました。
この本は福音館50周年記念、絵本公募に出したものです。
それが編集の方の目にとまり今こうして本になりました。
日本語とスペイン語両方の言葉で書かれています。
そしてこの絵本をボリビアの子供たちに寄付しようと思っています。

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PROJECTION  PROJECT

2004年08月24日(火)~ 2004年08月29日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

斉藤 圭太、柳澤 大志、遠藤 明子、山田 彰子、
日置 珠子、錦織 恵子、中藤 毅彦、清田 一樹、
日和佐 亮、金子 恵、松谷 友美、宅原 正晃、
岡本 凛

写真をデジタル化し、音楽をつけた映像作品。
投影(プロジェクター)と音楽のコンビネーションによる新しい写真表現の展開を探る。

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飯田 信雄 「Fragment」

2004年07月13日(火)~ 2004年07月25日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

飯田信雄

被写体は植物以外はすべて飯田氏の創作したものである。
それらは「何々のかけら」ではないが、
どこか何かの一部であるがごとく、想像を膨らませることが出来る。
宇宙の星々のかけらのようでもあり、細胞の断片のようでもあり、
見たこともないような微小の世界の破片のようでもある。

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「花の気持ち 鳥の気持ち」

2004年06月22日(火)~ 2004年07月04日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

新井苑子と「今輝いているフレッシュな作家達」展
新井 苑子 羽山 恵 中山 尚子 渡辺 宏 横田 ひろみつ
秋吉 由紀子 井川 ゆり子

クリ8 企画展Vol.1
イラストレーター新井苑子の推薦する作家達の展示。

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池谷 美緒子 「カラビナ」

2004年06月08日(火)~ 2004年06月13日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

池谷 美緒子

郊外の町の中で普段見かける風景、
家や人の日常を撮り、それらを積み重ねることによって、
人の形跡や行為を自分に繋いでいる。
タイトルの「カラビナ」とは、岩登りの際、自分の体を
ザイルやピンにつなぐための開閉する環状の金具のこと。
写真を撮りながら社会との距離を測り、
自分が今立っている位置を確認することで、
見の周りの社会と繋がり、そしてその先にある
遠い世界にもう繋がることができると考える。

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岡本 尚子「アポトーシス」

2004年06月01日(火)~ 2004年06月06日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

岡本 尚子

アポトーシスとは、自発的な細胞死を意味する。
固体全体を生かすために一部の細胞が自滅するのだ。

人間の心も、ある意味で日々アポトーシスを
繰り返しているのではないか。

私は、街というこれもまたひとつの生き物のように
アポトーシスを繰り返しているものの姿を
自らの姿に重ね合わせながら、それを問う。

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飯野 真由美「風景の中の風景」

2004年05月18日(火)~ 2004年05月30日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

飯野 真由美

大きな視点から見た風景
目をぐっと凝らさなければ見えない風景
目にも見えないこころで想像で動き出す風景

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下谷二助「風劇 雨劇 火劇」展

2004年05月04日(火)~ 2004年05月16日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

下谷二助

イラストレーター宇野亜喜良企画の展覧会
(1999年「モノアニマック展」南青山画廊、
2001年「私の劇場」展 ポスターハリスギャラリー、
2003年「私の劇場3」展 ギャラリー北村)
に出品した3つの立体作品を集めての展示。

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長谷川 迅太「はかなきもの」

2004年04月20日(火)~ 2004年05月02日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

長谷川 迅太

今回の作品は、僕自身がここ数年に渡りずっと続けてきた
木に写真をプリントするという表現方法で構成されています。
テーマにもなっている「はかなきもの」は、
世の中の風景がどんどん希薄になっていくのを感じ、
自分にとってのRealityを感じるもの、無くなりつつある
美しさを捜し歩いたものです。
また、これらの写真を木にプリントすることにより
作品は紙では味わえない独特な色を放ち
より一層強いrealityを生みだします。
僕は一般的にある写真の常識とか概念にこだわらず、
やりたいように写真を表現していこうと思います。

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「特別なふつうの日」

2004年04月06日(火)~ 2004年04月11日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

浅香 孝平 岩附 由香 賢持 英明
種田 博希 布施 宣広 吉田 裕子
2003年度PARC自由学校写真ワークショップ修了生

仕事、常識、いろんなしがらみに押しつぶされそうな
オトナの日々。でもカメラをもつと、まだまだ心は
いろんなことに反応してる、って気付く。
大事件じゃないけど、シャッターを切る。
自分が感じたことは、確かなことだから。
1年間、みんなといっしょにやってきて、
日常がもっと、いとしく思えてきた。

(講師・石野 祥子)

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斎藤 圭太 佐藤 哲夫 三縞 誠一郎「Moving」

2004年03月23日(火)~ 2004年03月28日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

斎藤 圭太  , 佐藤 哲夫  , 三縞 誠一郎

<はじめての作品のために/講師:鳥原 学>

DAZZLEで開催されたワ-クショップ
(はじめての作品のために)の修了展。
各人の世界観、魅力を引き出すことに重点を置き、
「なぜ自分はこの対象をこのように撮るのか」に始まり、
さまざまな可能性を模索した6ヶ月の成果を発表する。

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SAL展

2004年03月02日(火)~ 2004年03月14日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

SAL

'80年代ストリート カルチャーのグラフティ・アートから
影響を受け、落書き風の絵を描いてきました。
その後、形にこだわらず自分の感じた物をどう表現するか
ということを考え続け、プリミティブなデザイン、
シンボルで自然や心の内面を表現し、
徐々に図案を洗練させました。
その過程で、日本画の琳派の装飾的でありながら
的確な自然表現に習い、またグラフティ・アートのもつ
現代感覚にも共感し、より自分にあった感覚、表現を求めています。

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ヤマナカ カメラ 「ハンシャシンケイ」

2004年02月21日(土)~ 2004年02月29日(日)
12:00~19:00

ヤマナカカメラ     

   
自作の写真、音楽を編集し、その映像をプロジェクターで
投影しながら、歌唱や様々なパフォーマンスを披露する。

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荒井 崇「Girders(ガーダーズ/橋脚)」

2004年02月10日(火)~ 2004年02月15日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

荒井 崇

橋は非常に魅力的なモチーフで、過去に
さまざまな写真家によって撮影されています。
特に山がちな地形の日本では、
昔から橋は生活のために無くてはならないもので、
重要な土木技術であったにちがいありません。
特にその起伏の激しい地形から工夫された橋脚部は、
筆舌しがたい不思議な魅力があります。

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橋本 恵美子「種子」

2004年01月13日(火)~ 2004年01月25日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

橋本 恵美子

私自身の視覚を通して植物の写 真を撮っている。
それは、私にとっては植物も街のスナップも
見るものすべてが刺激的であり、私流の抽象感覚で
それらを同価値にとらえているということだ。
しかし、自然の創造物である植物には
形態そのものに必然的な理由があり、
それだけで見るものを惹きつけるパワーがある。
完璧な美しさを保ったまま目の前にたたずむ花を
写し撮りたいという思いはしごく当たり前の行為であるが、
今回の写真展は私流に抽象化、映像化された植物の写真から、生の視覚やはるか昔の視覚が呼び起こされることを願っている。

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