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築地 仁 「垂直状の、(領域)・04」

2004年12月07日(火)~ 2004年12月19日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

築地 仁

築地 仁が求めたことは、都市とは何かを追求しながら、
写真の情緒(エモーション)と情操(センチメント)の
鋳型にはまらず、築地 仁特有な視覚の抽象性や
視線の内面性を秘めた厳しいフレーミングで、
<2004年の都市の現在>に対峙し、
それを作品の中に封じ込めることだ。
今回の写真展は撮り下ろした約25点の作品で構成される。

この写真展は、2003年当ギャラリーで好評を博した「垂直状の、(領域)・03」の2004年版だ。
今回の写真展では、1975年上梓され、内容・構成・造本でその時代を画した築地 仁写真集「垂直状の、 (領域) 」のコンセプトを踏襲し、
<都市が動く時>を探査し、カメラやレンズを破天荒につかい、
被写体をミニマムに剥ぎ取り、その状況の本質を探ろうとしている。


 築地 仁が求めたことは、都市とは何かを追求しながら、
写真の情緒(エモーション)と情操(センチメント)の鋳型にはまらず、築地 仁特有な視覚の抽象性や視線の内面性を秘めた厳しいフレーミングで、<2004年の都市の現在>に対峙し、それを作品の中に封じ込めることだ。
今回の写真展は撮り下ろした約25点の作品で構成される。


 1947年   神奈川県に生まれる
1979年   島尾伸三、金子隆一らと
CAMERA WORKSの活動を開始
1979年~95年   写 真同人誌「camera waorks tokyo」を企画、編集、発行 
1985年   日本写 真協会新人賞を写真集「写真像」で受賞
1997年~98年   「アサヒカメラ」誌で「クラシックレンズ・コンテスト」を選評          
作品は、東京都写真美術館、川崎市民ミュージアム、
東京国立近代美術館、東京工芸大学写大ギャラリー、
米プリンストン大学美術館などに収蔵。 
     
展覧会歴:      
1977年   「方向量 」/ フォトギャラリープリズム (東京)
1984年   「母型都市」/ ポラロイドギャラリー (東京)
1984年   「写真像」/ ツァイトフォトサロン (東京)
1987年   「写 真像1984-1986」 / ピクチャーフォトスペース、都ギャラリー (大阪)
1992年   「築地仁写 真1992-1984」 / ピクチャーフォトスペース (大阪)
1993年   「単子 MONADE 」/ ツァイトフォトサロン (東京)
1995年   「モノ・カオ・反物語」/ 東京都写真美術館
1997年   「空巣都市-Kusoutoshi」 / The Third Gallery Aya (大阪)
1998年   「築地仁の現在<なぜ・いま・ここに>1974~1998」 / 東京工芸大学写大ギャラリー(東京)
2002年   「都市の境界 Motherpolis End」 / ギャラリーアートグラフ (東京)
2003年   3人展「掌の宇宙」 / DAZZLE (東京)
2003年   「Still Life<e,j et je 築地仁+橋本恵美子>」 / ポラロイドギャラリー (東京)
2003年   「垂直状の、(領域)・03」/ DAZZLE (東京)

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