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岡本 尚子「アポトーシス」

2004年06月01日(火)~ 2004年06月06日(日)
12:00~19:00 (最終日17:00まで)

岡本 尚子

アポトーシスとは、自発的な細胞死を意味する。
固体全体を生かすために一部の細胞が自滅するのだ。

人間の心も、ある意味で日々アポトーシスを
繰り返しているのではないか。

私は、街というこれもまたひとつの生き物のように
アポトーシスを繰り返しているものの姿を
自らの姿に重ね合わせながら、それを問う。

アポトーシスとは、自発的な細胞死を意味する。
固体全体を生かすために一部の細胞が自滅するのだ。


人間の心も、ある意味で日々アポトーシスを
繰り返しているのではないか。
ひとは心の過剰さを切り捨てることで、
社会の中の平均値であろうとするところがある。
しかしその中で私たちは、本当に自分が求めているものと
社会が求めているものとの境界線がどこのあるのか
見失いつつあるのではないか。


私は、街というこれもまたひとつの生き物のように
アポトーシスを繰り返しているものの姿を
自らの姿に重ね合わせながら、それを問う。


1977年千葉県生まれ  慶応義塾大学文学部卒  
      
2001年 「午後の平熱」/ギャラリーアートグラフ
2001年 「写真を編む」/ギャラリーアートグラフ
2002年 「写真を織る」/写真公社神田ギャラリー
2003年 「shashin-DO」/写真公社神田ギャラリー

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